あの東日本大震災から１年が経つ。
亡くなられた方々の改めてお悔み申し上げます。

１年が経つんですね・・・

昨日、南相馬市の小高山同慶寺住職 田中徳雲さんと原発から２０㌔圏内に入り、沿岸部、浪江、請戸地区を周り、供養をしてきました。

「ここにはたくさんの住宅があった」
「ここには〇〇さんが住んでいた」
「みんな無くなってしまった・・・」

そのひとつひとつの言葉に、たくさんの感情が交差しました。

被災地、被災者といいますが、
もし、この破壊された家が自分の家だったら、、、
もし、自分の身内が亡くなっていたら、、、、
もし、自分が孤独になったら、、、
もし、自分の会社が無くなってしまったら、、、
もし、自分の田んぼ、畑が使えなくなってしまったら、、、

今も昨年３１１から変わらぬ風景を見ながら「もし、、、」が繰り返されました。

この福島県の復興は並大抵ではない。
放射能という”見えない敵”とも戦わなければならないからだ。

毎日が不安との戦い。。。
自分たちの生活の不安、仕事の不安、経済の不安、放射能の不安、健康被害への不安、、、
どう生きていいのか本当に毎日苦しんでいる。

それでも一歩一歩前に進まなくてはいけない現実に、どう向き合い、どう生きるのか？までも問われてしまう本当にみんな大変な１年でした。

今日はいろんなイベントが目白押しですが、僕は今日という日はあの時に亡くなられた方々の追悼の時間に使いたいと思い、南相馬の岩屋寺さんにおります。

このお寺で亡くなられた方々の供養をしたいと思います。

その供養法要を２時４６分より中継します。
この１年をどんな思いで過ごされたのか。そしてこれからをどう生きるのかなどのお話をお聞きしたいと思います。

こちらのチャンネルで中継をします。
http://bit.ly/r4bu9R